初の連載、単行本となった「マイアミ・ガンズ」から少年誌の限界?に挑戦し続けるパンもろ(パンチラではなく)マンガ家、百瀬武昭氏の最新刊です。あざといと感じる方もいるでしょうがそういうものだと割り切りましょう。 主人公の男がたくさんのカワイイコに囲まれる、というのはよくある設定ですがそれに加えてこのマンガでは主人公、春生が真実を何も知らされていない、そのため周囲に振り回されるという設定になっています。 この巻でもパンツ全開。さらに新キャラクターが登場しドタバタ具合に拍車が。もう混迷状態です。周囲にただ振り回されるがままの春生がむしろかわいそうなほど。 メインストーリーに進展がないので無事に終われるのかちょっと不安になりますが、各所にちりばめられた小ネタに笑わせてもらったので星4つです。
さて、表紙は魔宮姉妹と引き締まった春夫の顔です。前巻で刺客に襲われた春夫ですが、事なきを得ました。然し物語は複雑な方向へと。刺客は組織に消されるところを逃げ出し、男装して春夫の身辺を探ります。吉川家には魔宮みちるが同居し、あゆみそして舞夏のジェラシーの炎は燃え上がります。でも、妹の千秋、冬乃は相変わらずの食べ物、お金に執着しまくり。そして、謎を解く鍵が黒須さんのところに。けど、この黒須さんも相変わらず妄想癖があるようで。ドタバタ、パンチラと盛りだくさんのコミックです。けど、物語は徐々にではありますが、進んでいます。けど、著者はマイアミ☆ガンズからパンチラが好きな作家さんです。けど大笑いできます。特装版にはドラマCDが添付されています。これを聞いてもコミックとは違ったハチャメチャぶりには笑えます。
「さくにゃん」こと、人気声優・野川さくらちゃんの2006年第1弾マキシシングルにして、
さくにゃん出演のTVアニメ「マジカノ」OP曲です。
CS(スカパー)で「マジカノ」のアニメを見て、このOPが流れた瞬間「おおっ!これは!!!」と衝撃を受け、一発で気に入ってしまい、
速攻でCD予約してしまいました(笑)
しかも作詞が三重野瞳さんですし、もちろん御大・影山ヒロノブ氏プロデュース!
ガールズポップとしても良質のものです。聴けば絶対好きになりますよ!
今年2006年、さくにゃんがどんな活躍を繰り広げてくれるか楽しみです(^^)
ちなみにアニメの方も面白いので、スカパーに入ってる皆さんはぜひ一度ご覧になってみては?
ファーストアルバムの頃に比べて、表現力が格段にアップしている。
今回は、影山氏以外の”Lunaria”も参加しているが、これがよい効果を生んでいる。
田中理恵”24wishes”に匹敵する良い出来です。
”ダ・カーポ”でヒロインを演じたことが、素晴らしい財産となっている
ライブに行こうかなと思う!?
☆4はまだ、成長段階であり、、これが最高傑作であって欲しくないので
「マジカノ」が本当に面白いのかどうか不安な人は、まずアニメから見ることをお勧めします。
流れも原作に忠実になっているので、後で原作(つまり、これ)を読んだとき、齟齬が生じにくいです。
かく言う自分もアニメ見てはまったクチですが、何が面白いかと言えば、やはりこのギャグセンスだと思います。
1巻で言えば「ガソリンを垂れ流しながら走る車」……これはアメ車の風刺ですね。このように、ネタがよく練られている点を評価しています。
確かに画力は不足しているとは思います。しかしこういうのは「慣れ」なので、それ以上にストーリーを楽しんだもの勝ちではないでしょうか。
# アニメではより大衆受けする絵になっていますし。
繰り返しますが、初めての人はアニメから見てください。レンタルビデオ屋で7泊8日ならこれ買うより大抵安いでしょう。
肝心のストーリーですが、細部の「ありがちな」部分をどう見るかは別として、巻を追うごとに伏線が回収されるなど、きちんと全体の流れが考えられており(ここら辺が「ありがちな」作品と違うところ)、読んでいて感心してしまいます。
事前に決めた結末までの流れを遵守するってのは、連載が長期になってくると中々難しいところではあると思うので、今後どのように展開していくのかが楽しみです。
というわけで、「マジカノ」はストーリーで買う漫画です。「萌え」などはその引き立て役であり、これがメインになってはいません。なのでそれを期待していた方にとっては面白くないでしょう。
# この辺に何か、作者の「意図」が隠されているのではないかと。
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