短編ミステリが全9編。
それぞれの作家の個性が出ていて楽しめます。
『ドア→←ドア』。コミカルな感じの中にも殺人を犯した者の恐怖が伝わってくる。
『過去が届く午後』。かつての同僚、友人が久しぶりの再会を気に、奇怪な行動を…。
異常性が恐ろしいサスペンス。
馬鹿は沢山いるが行き過ぎればカコイイ! んで、映画バカ、ピータージャクソン! 主演から監督脚本、 もといPJ節で月まで逝きそなテンション! 映画界初の試み、空飛ぶ我家! 3年以上の歳月を掛けて、 もとい駆け抜けて作り上げた宇宙1の手作りアクションホラー! 後年のロード オブ ザ リングの原点はこれだ!(多分) 因みにこの映画の日本語版吹き替えがたけし軍団だった事は心持ち広い範囲で有名です。
グロテスク、不気味、悪趣味な題材を集めた解説冊子。のりは、遠き憧憬のあり日の少年雑誌に掲載されていた世界不思議物語のようだ。ただきちっとした解説がしてあって大変興味深く読ませる。悪趣味というのも紙一重だという感慨が残る。 惜しむらくは、というか良いというべきか?著者は、タレント性を買われてかTVでの出演が多く、好もしい人柄と親しみやすい風貌をよく知られていることもあって、読んでいる最中、片時も著者の顔が脳裏を離れない。これをバットテイストというかどうかは人によるということか。
冒頭の富野氏のインタービューから始まり、設定資料集、ストーリー、用語辞典など内容は盛りだくさん。エルガイム好きには、満足できる1冊だと思います。(特に富野氏の永野氏デザインへの思い等は、必見!) しかし、星5つにしなかったのは、本作で一番キーマンとなったであろうメカデザインの永野氏のコメントがまったくなかったからです。 本作で永野氏のデザインに惚れ、FSSの虜となったようなファンには物足りない内容と感じられると思います。
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