2005年のBBNが、ルチルで出直し(ノベルズから文庫)描き下ろしがプラスされています。 「孤独な少年、寂しさや辛いことさえも受け入れて、ひとり慎ましく暮らしてきた」と言う あらすじを見て、 まぁ、こーいった感じなのだろうな・・・と、予想しつつ読み始めました。 そして、ほーらそろそろ酷いめに合うぞ!裏切られるぞ〜!・・・と、 分かって読んでいたハズなのに、まんまと作者の思うツボに嵌り、早いうちから泣かさました。 悠君は、ほんとに健気な良いい子で、教会の子供たちとのやり取りも含め、かなりジーンとさせられました。
子供だから普段は浅羽には絶対敵わない悠ですが、書き下ろしの「いつくしみ深き」では、 悠のおおらかで優しい心が、浅羽を悩ませていた問題をいとも簡単に解消させて、 年の差は随分だけど、ちゃんと二人は釣り合っているな、とその件を見て思わせてもらいました。 ポケットの中の小さなお菓子がこの作品の重要アイテム。
楽譜以前に、添付のCDが、リピートして聞いてしまうくらいに良いアレンジ&演奏です。
ピアノソロ 上級 プロフェッショナルジャズピアノ 松本圭司 CD付も持っていますが、選曲も、アレンジのカラーもかなり異なるので、合わせて持っておいて損はありません。
ただ、両方とも、そのまま弾こうとすると、無理がある箇所も多いです。。。
BGMとしては良い曲ですがボーカルがなくてやや物足りなさがあります。 でもFly me to the moonが好きで購入しました。
2006年5月12日の演奏。ミスター・スタンダードと言われるだけあって、スタンダード曲を小気味よく、かつ落ち着いた雰囲気で、しかもスウィングして弾いています。テクニックだけのジャズ・ピアニストが溢れてる現在、楽しませる演奏が出来るハンク・ジョーズは素晴らしい。
曲は・・・CARAVAN /SUMMERTIME /AU PRIVAVE /WILLOW WEEP FOR ME /
BLUE MONK /ALONE TOGETHER /SOMEDAY MY PRINCE WILL COME /BLACK
ORPHEUS /SPEAK LOW /THE DAYS OF WINE AND ROSES /GEORGEA ON MY MIND /TEA FOR TWO /FLY ME TO THE MOON /LOVE FOR SALE /SMOKE GETS
IN YOUR EYES の15曲です。Special Interviewも興味深い内容です。
お約束どおり、曲の中で他の有名な曲のフレーズを入れたり、ある曲では段々音を小さくしていき、気がつくと指は動かしているのだけど、実は鍵盤を押していなかったりとユーモアもたっぷりです。ところで、この指は動かせど、ピアノを弾いていない曲名はわかりますよね。(ヒントは曲名にあります)
映像も音声も最上級です。最新の機器を使っているのが良くわかりますが、値段も良い価格になってます。 価格は高いけれど、同時発売のTHE GRATE JAZZ TRIOのBLUE NOTE 東京でのライブも一緒に聞いてください。
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