下北サンデーズというドラマは視聴率が悪くそのせいで
最後には打ち切りになってしまいました。
しかし作品の良さと視聴率の良さは直結しないと私は思います。
だからといって多くの人が好きだと思うドラマでもありません。
面白いと思える人には面白い。そしてそのターゲットは実に狭い。
マニアックな設定などがそうさせているのだと思います。
けれどある意味未完ではありますが、作品自体はよく
お決まりの展開はあまり好きではありませんでしたが最終話に近づくあたりの
話の盛り上がりはとてもよかったと思います。
一度見なければこのドラマに合うか合わないかはわかりませんが、
ただ私はとてもこのドラマが大好きで本当にいいドラマだったと思います。
岡田准一演じる「ぶっさん」が『こえーよ!池袋!」と言ってました。ここだけでも観る価値ありです。窪塚洋介が坊主なのがちょっと残念です。
最初の2作品「再生」「ガラスの目」どちらも男からかかれた、都合のよい話のように感じられ、石田さんの女性像ってこれなのかとややガッカリした部分もありました。 が、2006年から綴られ続けたこの短編集、時世や作者自身の変化もあったのでしょうか。 尻上がりに、じんわりと心にしみる作品へとなっていきました。 石田さん、ご自身が思わぬ場所で当人から聞いた話を小説の種として描かれたものだとあとがきにありました。 「東京地理試験」「ミツバチの羽音」などは、じんわりと胸が暖かくなりました。
最後の「出発」では、派遣切りになりほぼ無一文でやっと実家に戻ってきた息子とリストラ間近な父と、かなりリアルタイムな作品となっていました。 様々な傷から再生していく様子を、石田さんらしい読みやすい筆致で描かれた短編集でした。 ただ、
原作とドラマの違い、脚本がどうのこうの(あれはあれで良い脚本であったと思う)と言う前に、音楽的なことではないだろうか。 視覚は読む人読む人の想像力がものを言う。しかし指定された音楽は、それを聴いて初めて納得するだろう。 IWGPと大昔の作曲者の想いがリンクする。 ってだいそれたことは言いません。聞きながら本を読んでください。 すんなり話が頭に浮かぶ。この俺にもできたんだ、あんたにできないはずがない。 クラシックってかたくならずにヒーリングCDとして聞いてれば、そのうちクラシックにはまってるかも。 そんなマルチ商法みたいな(失礼)一枚です。
って感じの画集。 アジカンやゲントウキのジャケでおなじみの「あの絵」の画集です。 甘酸っぱい青春と懐かしさがいっぱいの内容は言うまでもなくイイ。 作品中村氏の仕事のぼぼ「ぜんぶ」が収録されており、おなかいっぱいです。 電話帳のように分厚く、形も正方形と変則ですがけして邪魔になる大きさではなく持ち歩くものでもないのでそこはガマンです。 値段も他の画集や写真集に比べればこの量でこの値段はむしろ格安。 アジカンずきはもちろん、この絵を見てピンときた人は買いですよ。
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