《サルバトーレマーラ》のブランドに関しては、ネットで調べてあまりいい印象は持っていなかったのですが、お値段に惹かれて購入しました。しかし、実際に商品が届いて期待以上の物でびっくりしました。色も光沢も美しくお値段以上の買い物だったと思います。
久しぶりに心洗われる名作を見ました。
最近の映画にはこんなテンポで描かれた超純水のような 作品はありませんね。
世間のあざとい噂に終始晒されながらも、ピュアな 想いのまま神に召されていくベルナテッドの短い人生。
無信教で、無神論者で、科学信奉者で、来世の存在すら認めず 今生きている人生がすべてだと思っている 私ですが、時々、神にもすがりたい気持ちになることが あります。
「汚れなき悪戯」のラストシーンでキリスト像に抱かれて 眠るように死んだ幼いマルセリーノに気分が重なりました。
市井の人々よ、幸あれ!
イエス・キリストの母親の両親の名前がヨセフとマリアだということは、クリスチャンでなくてもほとんどの人が知っている。我々が手にする聖書にも書いてある。では、マリアの両親がアンナとヨアキムで、アンナにはヨアキムの他に再婚した亭主が二人いて、それぞれとの間に娘がいて(つまり、マリアの異父妹)、その妹たちに子供達があって(つまり、イエスの従兄弟達)、この大家族が集合した場面を「聖親族」として描いた絵画が多数残されている、ということは多くの日本人は知らない。我々が手にする聖書にも一言も触れられていない。
まして、イエスの祖母であるアンナがマリアに機織りを教えていたとか、聖書の読み方を教えたとか、多くのヨーロッパ中世の絵画のモチーフは、聖書に基づかずキリスト教の周辺伝説に基づいている。これらの伝説の多くは、イエスの死後百年から数百年の間に民間伝承と混淆しながら形成されたものだという。
本書を一通り読み終わると、頭に輪っかを乗せた女性が二人と赤子が描かれていたらアンナとマリアとイエスで、手を広げた女性が蛇を踏んでいたら「無原罪の御宿り」という図象であるということや、女性の耳に鳩が飛び込みそうになっていたら聖霊によって妊娠する瞬間のマリアだということが理解される。
これらは、いわば中世ヨーロッパの宗教画を理解するためのお約束ごとのようなもので、こうして一通りの解説を受けると、改めてルーブルやメトロポリタンに行ってみたくなる。
なお、さらに詳しくイエス伝説を知るためには、荒井献編 新約聖書外典が参考になる。
ご参考ください。 精霊天翔2日目_攻略_メモ_ゼゥ(最初からクライマックス)【文章】 http://sirimetu.blog90.fc2.com/blog-entry-1382.html 精霊天翔7日目_攻略_(全クリしました、記事完成)【文章】 http://sirimetu.blog90.fc2.com/blog-entry-1383.html
実話を元に作成された作品です、主人公(ベルナデット)のような、 心清らかな方が実在したのかと思うと、ただただ、感動致しました。
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