始末屋 → 野菜 → 田舎 → 蚊 → 傘・・・・・ こーんな風にエッセイのタイトルがしりとりになってるんですねぇ。 でもまぁこれ、書く方は縛りがあって大変だけど読んでる側には別にどうでもいいことと思うのは私だけ?
この人の価値観・着眼点、やっぱり好きだわー。自分のペースをちゃんと持って生きてる人。 自分のだらしないとこやかっこ悪いとこを隠さないのもいい。 きっとさっぱりしてて素敵な人なんだと思う。 遠くに住んでいるのに親戚やいとこと大人になってもいい関係築いて、全然離れてる感じしないのもいい。 私なんて市内に住んでる親戚ともこんな密な関係築けてない。
本上さんといえば擬態語の天才だと思うんだけど、今作はその才能が発揮される場面が少なかったかな?
東京のはずれにある“まほろ市”で便利屋を営む真面目な青年・多田とふらりと現れた同級生・行天が、奇妙な共同生活を送りながら様々な依頼をこなす中で、自らの苦い過去と向き合い再生していく姿をユーモアを織り交ぜ綴る。 東京のはずれ、まほろ駅前で便利屋を営むしっかり者の青年、多田啓介。ある日、中学時代の同級生、行天春彦と出会う。見るからに風来坊然とした行天は、いきなり“今晩泊めてくれ”と言い出す。一晩だけと渋々了承した多田だったが、結局そのまま居座られ、奇妙な共同生活が始まってしまう。そんな2人は、まほろに暮らすひとクセもふたクセもある依頼者たちを相手に、飼い主の居なくなったチワワの引受先探しや、生意気な小学生の塾の送迎といった仕事を淡々とこなしていくが…。
あまり日本の映画を見ない僕ですが、なかなか面白いのではと思いました。昼間からワインを飲んで見たというのもありますが、松田龍平と瑛太との掛け合いが非常に気持ちいい。大親友ではないが全く他人ではないという中学生の同級生の空間が見ていてなんか心地いい。 依頼は日常生活では全く出会うことがないようなエピソードや明らかに怪しいものなどいっぱいだがこなしていく中で明らかになっていく2人の過去がまた切ない。 また本上まなみも役柄にぴったりとはまっているし、松尾スズキなどベテランが脇を固めているので見ていて安心する。なんか気持ちがよかった。
2000年の作品。「癒し系」タレント・本上まなみの5th写真集。
独特の個性を発揮する「ほんじょ」25歳のあたたかく、透明な存在感が余すところなく表現されています。
どんな背景・環境のもとでも、ひとりの女性としての自然体の美しさ、愛おしさが切り取られています。
岩合さんの写真集の良さは写された動物そのものの良さにあると思います。この本もその点で期待にたがえませんでした。ただし今回は、「旭山動物園」の感触がもう少しほしい気がしました。
原作が良いのか、瑛太と龍平が上手いのか、監督が良いのか、全てがとても噛み合っていて安心して観れたこの手の日本映画では珍しい作品です。
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