YouTubeで何の気なしに「逆立ち女」を観て、気に入ってしまい購入しました。 このアルバムは「逆立ち女」が好きだと感じる人には全曲気に入るであろうと思われますが、「逆立ち女」が駄目な人には全曲駄目でしょうね。 バンドはつい最近解散してしまったようで残念です。
私も10年以上もの長きにわたって、本作品探し求めていました。 私が初めて本作品を聞いたのは小学校の時分で、 当時大きな衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。 本作品における、「愛する者の死」という悲劇的結末を迎えるまでのプロセスは、 児童合唱曲という枠を超えてもはやプログレの域に達していると言えるでしょう。
子どもたちの生活や気持ちを歌った曲集。ほんわかしたものから、子どもたちの厳しい現実や心の内をダイレクトに歌い上げた曲もある。 チコタンに恋し、関西弁で自分の気持ちをぶつける「ぼく」やいじめをどうどうと正当化してしまう「わたし」、おせんべい食べるおねえさんをじっと観察する「ぼく」 演奏は子どもの歌声ながらも、笑いや緊張感に満ちており、大人も思わず微笑んだり、どきどきすることは間違いないだろう。子どもと大人一緒に聴くのもおすすめだ。ぜひ、一度味わってほしい合唱だ。
|