タレントさんの素敵なショットが満載で良いです!! 私は、大体こういう本を買うとき「ちょっと値段高いな~」と思うんですが、これは「納得!!」の一言でした。
サスペンス、というには辛いですが、アイドル映画ぽくない、しっかりとしたストーリーの上に、藤本綾の超美麗な裸身が彩った、という感じです。国分佐智子の露出は控えめ(というかバストトップは見えていない)ですが、藤本綾はまさに全開でした。「あの顔であのボディは反則やないか」と劇中さながらに関西弁で唸りたくなるほどの見事な映像です。 レイトショーの劇場で先行発売していたというDVDも衝動買いしたので、明日の楽しみにします。アイドルに疎く、この作品で藤本綾を知った私がのめり込めたので、買って損なしです。
敵対するヤクザの首領を暗殺するために傘下の組から集められたヒットマン5人。事情も知らされず急に呼び出されてヒットマンを命じられ、お互いの組も名前も知られないために番号で呼び合う。暗殺相手は隙を見せないのでクーラーもない倉庫のような部屋でひたすらその時を待つだけの空間で、やる気満々で気力を見せる者、やりたくないそぶりを隠すでもない者など。そんな中で主役は金子昇演じる鍋島で、鍋島は4番の番号を付けられてヒットマンに選ばれたことに終始困惑と戸惑いを隠せない。その時が来るまでの不安と負のオーラが部屋中を包み込み、作品の90%のシーンを占める。このような設定のVシネマは今までいくらでもありましたが、下手するととても退屈なシーンでもここまで見る側にヒットマンの心中を投影させ、期待させる作品はほとんど皆無といっていいでしょう。いいように操られているのがわかっているからこそ、どうにか実行を中止させてあげたいなどと願わずにはいられない。暗殺を指示する小沢仁志演じる忍足も、そこまでやるかキャラも最後の方はすっかり違和感がなくなるしどんでん返し的なストーリーもまた最高。GPミュージアムでは珍しい1枚での完結も合わせて任侠Vシネマでは久しぶりのヒットでした。
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