劇場版の見どころは何といっても、本格アクション!
今回は5人+ラシルとウォースター軍団の追っかけっこ。
特に、崖から爆発しながらタクシーがダイブするシーンがカッコイイ。
予告編では気づかなかった、手前で落ちている2人が合成なのが惜しい。
昔ならスタントマンが爆発に合わせてスタントでやっていただろう。
「宇宙刑事シャイダー」のオープニングみたいに。
そして巨大化した敵と屋外に組まれた作り込まれた奥行きのある街並みの
ミニチュアセットが必見。
こっちは「メカゴジラの逆襲」を思い出す。
同じカメラの角度で、手前にスライドしながら合体するゴセイワンダーの
カットや、ビル街の実写に暴れる敵と飛来するゴセイワンダーを合成した
俯瞰シーンなど、渋い特撮シーンが結構面白くて、拾いものです。
エンディングの
高層ビル屋上のヘリポートに並ぶ5人を捉えた
ヘリからの撮影シーンもカッコイイデス。
ゲストの磯山さやかは「超星神グランセイザー」レギュラーでデビュー、
「水戸黄門」レギュラーまで務めた「野球狂グラビアアイドル」デス。
貴族と召使の設定が独自の雰囲気を持っており、樋口くんの思いがけないボケに対する山田ルイ53世のテンポの良いツッコミが好きです。このDVDでは50の質問や特典映像から「髭男爵」について色々知ることができるので、興味深かったですね。個人的には「ショートコンツェルン」より「お漫才」の方が好きなので、できれば「お漫才」をもっと見たかった。また、DVD収録では時間に余裕があるのか、少しテンポが良くなかったように感じて残念。今後は「お漫才集」発売にも期待します。