「幸せのちから」以来の親子共演です。
SF映画としてはB級、アクション映画としても凡作、サバイバル映画にもならず、
「幸せのちから」のような家族の絆物語にしても前作にも及ばず・・。
結果、この映画はなんだったんだろう・・と考えた映画でした。
シンプルにこの映画を紹介するならば、
「ヒトが住めなくなった地球に彼らの乗った宇宙船が事故で不時着し、
その時に怪我を負った父の代わりに救助信号
発信機を取りに行く息子」
の映画です。
ヒトが住めなくなった地球の脅威もイマイチ伝わらず(出てくる未来生物は4種類くらいだったはず)、
最後の敵も自らが連れてきた地球外生命体という部分も「自業自得!!」と、正直突っ込んでしまいます。
ただ、この映画で一番は劇中8割寝て過ごす
ウィル・スミスです。
寝て過ごしているだけなのに、この映画をきっちり締めているのも
彼の演技だったりします。
しかし、この親子でなかったら多分単館映画で終わったのでは?というレベルの映画です。
ウィル・スミスの演技に☆3ですが、映画としては☆2です。
will smithのblack suits comin'もかなり良いです。
men in black3のCDがすでに発売されていますがそういう意味でこちらも買う価値有りです。
例の喋る
犬の歌も入ってますし
私のFresh Princeは今やすっかり知らぬ人のいない大スターになってしまい、今ではアクションものやSFもの等の大作ばかりに出ています。でも私が好きなWill Smithの映画はこれ!彼はコメディもアクションも出来るけど、ドラマも出来るんだよ!ってことを見てもらいたい(本当、この頃こういう役はないな)。
とあるNYの高級マンションに住む夫婦の元に、息子の友達だという青年が訪ねて来る。なんと彼は暴漢に刺されたと言うのだ。幸い怪我はたいしたことは無く、一晩泊まることになる。初めは警戒していた夫婦だったが、息子に聞いていると言って、家の中の装飾のことを詳しく知っていることや、彼自身の魅力的なふるまいにすっかり心を許す。極めつけは、その青年がシドニー・ポワチエの息子だと名のったことだ。外食しようとしていたのを取りやめて、彼に食事まで作ってもらう。翌朝、青年の眠る部屋に入った妻は悲鳴を上げる。見知らぬ男が青年と一緒にベッドで眠っていたのだ。慌てて青年を追い出す妻。その後息子にその青年のことを尋ねると、そんな友達はいないと言う。しかもシドニー・ポワチエには息子はいないことがわかる。下手をすれば殺されていたかもしれない、と憤慨する妻だが、彼のことが妙に心に残り、何不自由ないと思っていた自分の人生にも疑問を持つようになる。
妻役はスタッカード・チャニングで、素晴らしい演技を見せてくれます。この映画でoscarにもノミネートされました。夫役はドナルド・サザーランド。思わぬ妻の変化にうろたえる夫を自然に演じます。そしてやはり素晴らしいのはWill Smith!屈折した暗い影を持つゲイの青年を静かに演じています。いつもアクション映画に出てる彼しか知らない人は驚くこと間違いなし。絶対お勧め!