1996年、Michael Kiskeのソロ・1stです。
HELLOWEEN脱退後にリリースされた、ソロ・アルバムで、 HELLOWEEN「Chameleon」にあったような、多彩さを引きづった作風になっています。
HELLOWEEN風で疾走感のある、tr. 2 "The Calling" たそがれた雰囲気で、しっとりと聴かせるアコースティック・ソング、tr. 4 "Burned Out" Bruce Dickinsonが歌えば、IRON MAIDENになりそうなメタル・チューン、tr. 5 "New Horizons" 亡きIngo Schwichtenbergに捧げた、ピアノ弾き語りバラード、tr. 7 "Always" 9分超に及ぶ大作、tr. 11 "Do I Remember a Life ?" 。。。あたりは、結構気に入っています。
演奏は、 Michael Kiske (Vo, G), Ciriaco Traxes (G), Kay Rudi Wolke (Dr, Key, G), Jens Menci (B) です。 ゲストで、 Kai Hansen (G on 1,2,5,8, HELLOWEEN, GAMMA RAY), Adrian Smith (G on 2,5,6, IRON MAIDEN) が参加しています。(作曲面でも)
ただ、HM/HRと言えるのは(2)(5)くらいで、 他は、Pops、(普通の)Rockの雰囲気で、ミドルテンポで聴かせるタイプの曲が多いです。 曲の方向性が多彩なのはいいのですが、正直なところクオリティー的に「?」な曲も多く。。。玉石混交なアルバムです。
「HELLOWEENファン」「HM/HRファン」には、「☆2〜3」くらい、 「Michael Kiskeファン」「HELLOWEENの『Chameleon』OK!な人」には、「☆4」くらいになると思います。 。。。ということで、中間とって「☆3」とさせていただきました。
(参考) 日本盤は、ボーナストラック「A Song is Just a Moment」収録。
前作のHELL YEAH!!!も良かったですが、本作は旧作中心でガンマレイクラシックスです。 ゲストVo.にもびっくり!!感涙ものです。
これまでは1曲目はスピード感溢れるサウンドから入っていたような気がするが、ちと拍子抜け。
前作と比較して、全体的にメロディアスな感じが強くなった気がするし、聴き込めば聴き込むほど
メロディアスな部分がより伝わってくるような感じがする。
個人的には、このアルバムのメイン曲はこれだというものが欲しいが、このアルバムでは感じられなかった。
また、バンドを聴きすぎ、バンドに慣れすぎのためか、スピード感、迫力というものが少なくなっている感もする。
やはり名盤であるこのアルバムを聴かないうちはHELLOWEENを語れないでしょう~。カイ・ハンセン、マイケル・キスク在籍時、別々に発売されたKEEPER OF THE SEVEN KEYS PART1、PART2が一つになり、さらに未発表曲3曲を追加した完全版。やっぱりこれを聴いてしまうとアンディ・デリスは歌えてないな~と思ってしまうし、当時からのファンにしてみれば最近のハロウィンは目も当てられないと思ってしまう気持ちも残念ながらよくわかる。正直、こんな素晴らしいジャーマンメタルが1986年頃レコーディングされていたなんて信じられない。もちろんどの曲もあまりにも有名だし今でもライブでプレイされているものも多いが、強いてオススメを挙げるとすれば、キーがとてつもなく高いI'm Alive、テーマ曲とも言えるHalloween、あらゆるモンスターを造る博士の話Dr.Stein、サビのドラムと伸びの良いメロが印象的なMarch Of Time、15分にも及ぶが飽きないKeeper Of The Seven Keys、そしてボーナストラックなのにシングルかと思ってしまうSavage。もしこれからハロウィンを聴こうとしてる人がいたら、最近のアルバムを聴くよりもまずはこの完全版を聴きなさい。実はあたしもこの守護神伝のPart1だけ最初持っていてPart2は聴いたことがなかったのだけど、後にPart2を聴いたときかなりの衝撃が走り、もっと早く聴いておけば良かったと後悔したものだ(笑)
元HELLOWEENのシンガー、マイケルキスクのソロアルバム。2008作 ティモ・トルキの新バンドへのゲスト参加などで、ファンの間ではメタル界への復帰も 待望されているキスクだが、今回はなんとHELLOWEENのアコースティックカヴァー集。 飛び出してきた音はまぎれもなくアコースティカルな響きのサウンドであるが、 「守護神伝」時代の曲、“You Always Walk Alone”、“We Got The Right”では、 なつかしいメロディとキスクの歌声はそのままで、オールドリスナーには感慨もひとしおだろう。 反対に思い入れのない曲だとまったく退屈になってしまうのが、こういう企画の弱点か。 ともかく、久々にハロウィンを歌うキスクが聴けるというだけでも、本作の価値はあるだろう。
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