むかし私が小学生の頃、この本の表紙の、ふしぎに角ばったねこの絵に惹かれ、手に取ったことが『ルドルフとイッパイアッテナ』との出会いでした。
それから、この本はずっと私の記憶の片隅にあります。大人になってからもずっと忘れられないほどに、印象深い本は多くはない思います。
だからというわけではありませんが・・・・私はたくさんの子どもに「おすすめの本は?」と常に聞かれる仕事をしているのですが、小学校4-6年の子になら、まずこの本を薦めますね。そして「おもしろかったよー」と喜んでくれることが多いです。
かっこよくて強い、面倒見の良いボスネコ「イッパイアッテナ」。
小さいけれど洗練されていて、人をおとしいれることのないやさしい若ネコ「ルドルフ」。
二匹のねこは、なんと字が読め、図書館に出入りすることもできるかしこいねこたち!!
ねこを飼っている人などで、いつもふらりと居なくなるねこの日常生活やこころの中に興味がある人にはきっと宝物のような本となるはず。
ねこたちが本当にこの本のようにたくさんのことを知っていたら…。
私もイッパイアッテナに弟子入りしたいと思うところです。
今更のレビューでスミマセン…。
アニメ見てからのレビューでスミマセン……。
これまでずっと枕元に積んだままでスミマセン………。
読了しての第一印象は「なるほどねぇ〜、こりゃ人気出るわ〜」といったもの。中世っぽいファンタジーな舞台、行商人という職業と経済的視点、ロレンスとホロの二人芝居。ライトノベルらしくてライトノベルらしくない独特の世界観が第1巻にして孤高の域にある。前半こそ文章に若干の気負いが感じられるものの、ロレンスとホロの交わす会話が何とも小粋というか、賢狼とはいえ少々物分かりが良過ぎる気もするホロに手玉に取られるロレンスという構図が実にナイスである。商人らしい考えと行動が最後まで続くストーリーに、2人のラヴともライクとも付かない微妙な関係が折り重なるドラマティックな展開に引き込まれる。「香辛料」が意味するものの由来も面白く演出されており、この2人の駆け引きを含んだ今後の道中が大変楽しみになってくる。挿絵に賛否あるようだが、これはこれで作品世界を上手く表現していて悪くないのではなかろうか。
私はもうすぐ小6になる女子です。 買ったすぐは楽しくて毎日毎日さわっていましたが、時間が経つにつれてやるのが 面倒になりました。私みたいな飽き性な人にはお勧めしません。 このレビューが役に立ったら幸いです。
踊りたくなっちゃうよね。
宴会芸にもってこいなのかな???
やっぱり、「セクシーさ」は無いのが若干残念。
なので星4つなり
英語における冠詞や前置詞、時制や関係代名詞、受動態などの使い方を通して、英文に内在する論理構造を知ることができる好著。日本人の英語表現のよくある誤謬を単に正すのではなく、日本語と英語のもともとの発想や論理の隔たりがどこにあるのかを、ユーモアを交えながら説き明かしていく展開は、楽しく読めて、かつ奥が深いものであり、日本語と英語の両方に通じた著者の慧眼を示すものです。面白いだけでなく、ある意味、今まで誰も示さなかった習得の近道かも。 例えば冒頭の、「名詞にaをつける」のではなく、むしろ「aに名詞をつける」のだという話は、初めての人には何を言っているのかよく解らないかもしれませんが、読んでみればaもtheも名詞につけるアクセサリーのようにしか思っていなかった人は「目からウロコ」の思いをするのではないでしょうか。ここを理解するだけでも元が取れてしまう1冊。
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