映画に準えて書かれているのですが、あらすじをもう少し詳しく書いた程度のものです。
とにかく進行が早く、押し詰めている感がありました。
原作がじっくり読むものであれば、こちらはさらっと読むもの、といったところでしょうか。少々味気ないようにも思うのですが。
とはいえ原作とはまた違った面白さもあるので、映画を観て興味を持たれたのなら一読してみては。
大人向けというよりは、子供向けです。
ナルニア国ものがたり。1冊1冊読んでも楽しめます。が、やはり、これは7冊通して、ナルニアという国の大きな流れに、自ら巻き込まれながら最後まで読むというのがお薦めです。いったん世界に入ってしまったが最後、一気に読みたくなること請け合い。最後まで読んだ時の感動は大人でも子供でも大きなものだと思います。 私が初めて読んだのは小学生の時で、それ以来、愛読書のうちのひとつです。キリスト教的観念に関する是非論や、大人になって読むとそういう点が説教じみていて..というコメントをよく読みますが(実際は自分が子供の時に読んでしまったので想像ではありますが)それは、「大人的」知識から入る読み方であって、先入観なく読めばそういった瑣末なことは気にならず楽しむことも出来ると思いますし、要は「物語」が好きでさえあれば、年代や考え方次第で、その人なりの楽しみ方が出来る本だということです。 瀬田先生の訳は、現在の世の中にマッチしているかと言われると決してそうではありませんが、それがこの作品の素晴らしさを減じていることは決してなく、ある意味ひとつの「世界」を作り上げていて、それもまた魅力のひとつ。ただ、小学生くらいのお子さんに読ませてあげる場合は、時々質問が来るかもしれませんが(笑)。 また、原著もさほど難しい文体ではないので(独特の表現もありますが)興味のある方は一読をお薦め致します。ペーパーバックスで読みやすく、手にとりやすいお値段のボックスセットもありますよ。
ナルニアは小さい頃にも読んだことがありませんでした。映画で話題になったことをきっかけに原書で読んでみようということで買ってみました。
教授の屋敷にあるタンスからナルニア国に迷い込んだ4人の少年少女の物語。
魔女により真っ白な冬の世界にされてしまったナルニア国で、偉大な王であるライオン・アスランをはじめ多くの登場人物(動物?)と出会い、ナルニア国を変えるべく戦っていくファンタジー。
映画を見るのもいいけれど、原書で想像力を駆使しながら物語にのめりこんでいくのも面白いです。本を読んだ後に映画を見て、自分の想像との違いを楽しむのも面白いと思います。
英語は多少難しい単語はあるものの、話の流れから十分想像できるのではないかと思います。
サントラとして素晴らしい曲の詰め合わせだと思います。
そしてナルニアに行った気分になれちゃいます:)
落ち込んだとき、メインテーマである「To Aslan's Camp」を聴くと
びっくりするぐらいテンションが上がります。感動できます。
「The Battle」は36秒あたりからメインテーマのフレーズに
なるのですが、そこに持っていくまでの盛り上げ方もすごくよくて
こっちまで一緒にテンションが上がります(^O^)
とてもおすすめしたいサントラです*
『ハリー・ポッター』や『ロード オブ ザ リング』は、主人公の持つ『運命』や『宿命』が、重たい感じを受けましたが、『ナルニア国物語〜ライオンと魔女〜』は兄弟愛を中心に描かれていて、お子様にオススメの作品だと思います。でも、原作を読んで自分の想像力を広げてから見た方がいいかな・・・。最近の映画はCGが当たり前のようで、CG慣れしている方もたくさんいますよね。その方々には物足りなさを感じるかもしれません。『ナルニア〜』の一ファンとしては、○十数年こういう実写版を待っていたのでとても楽しめました。(先行上映を見た感想です。)
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