古の神々が遺した秘宝を求めて行方不明となった父を追い、幼馴染とともに主人公は旅立つ。秘宝とは何か、父の目的、新しい神々……主人公は次第に世界の中心へと導かれてゆく。
1990年にゲームボーイ用ソフトとして発売された人気RPGのリメイク版です。舞台は人間、エスパー、メカ、モンスターが共存し血縁関係を持つカオスな世界。最初に4種族を自由に組み合わせて4人PTを結成。以後PT変更は不可。上画面が3D表現の冒険画面、下画面が2Dのミニマップとメニュー。ターン制コマンド式バトル。シンボルエンカウント。どこでもセーブ可能。終盤のイベントまでは全滅→戦闘に再挑戦、イベント後は全滅=リセットです。
1周クリアの目安は12〜20時間。物語は一本道ながら、攻略の戦術はPT編成次第で大きく変化。コンパクトな作品を何周もして、戦術の工夫を楽しむ作り。戦闘の早送り機能や、セリフが刈り込まれたシンプルなイベント演出は、全て周回プレイを見越したもの。じっくりと1周でコンプリートを目指す作品、セリフが小説よりも多いイベント演出重視の作品とは一線を画す、レトロRPGの「らしさ」を残した作品。
さらに、地平線の見える世界を疾駆するDSの限界に挑んだグラフィック、チェーンエンカウントで数十体の敵に不意打ちを食う恐怖、連携攻撃で強敵を一掃、ミューズの助けで3人死亡1人瀕死の絶望的状況から大逆転、などなど現代の技術でゲーム性を高める工夫も豊富。素晴らしい作品だと思います。
不満点は、1)画面切替後の3D画面の方向が「キャラの正面が上」なこと。「北が上」で固定されたミニマップに合わせ、3D画面の初期方向は「北が上」が便利だと思う。2)マップアビリティの変更が面倒。3)漢字が難しく小学生に敬遠される。社長が講演で自社製品購買層の高年齢化を憂えていましたが、ポケモンや、小学生に売れていた頃の製品をもっと研究してほしい。
マップ攻略は完璧。ラスボスの姿が伏せられてはいますが他は全編ノーカット掲載。
全編に渡ってフルカラーのデザインも上質で、見易く、必用な情報が取得し易くなっており、デザイン面でも見事な出来を誇っております。
攻略以外にもコラムが充実していますので、読み物としても利用出来ます。頁数は僅少ですが、ファンの心をガッチリと掴むマニアックなコラムには思わずほくそ笑んでしまう事でしょう。
モンスター肉喰い合わせ表は勿論、アイテムリスト、モンスターリストも充実。データの面も完璧ですね。
旧GB版の攻略にもどうぞ。
デジキューブ様の攻略本はいつ見ても良いですね。倒産が悔やまれます。
去年初めてプレイしてビックリ!
とても15年以上前に出来たとは思えないくらい斬新。
良作は今でも面白いんだと実感しました。
「魔界塔士サガ」 「サガ2 秘宝伝説」 「サガ3 時空の覇者」
の3作品の音楽が入っています。 あとはアレンジバージョンも入っています。
やっぱりサガシリーズのバトル音楽がいつでも聴ける というのは素晴らしいです。 よく聴く音楽は、「サガ2」の「必殺の一撃」です。
余計な要素は特になく、とても満足しているので星は5つです。
私はサガとの付き合いは、弟が持っていたGBの一作目からなんですが、 かなりハマり出したのは、SFCでフリーシナリオになってからなんですよね。 で、このBOX仕様、出るって聞いてから買うかどうしようか迷いました。 シリーズ10作品の内、既に5つのCDを所持していたからです。 既に廃盤になって、持っていないのもあったりなわけですが、 小林智美さんのイラストボードが封入されているって事で、結局、思い切って予約購入して、発売日に届きました。 装丁が豪華な感じですが、内容的にはオリジナルサントラなので、目新しさは無いです。 それに制作陣のインタビューDVDは、当時を窺い知る事ができます。 完全にファンアイテムですね。 確かに箱デカ!って感じで場所はとりますが、 そういう事は写真から大体想像つくと思いますので、こんなもんかと。 しかし、サガ生誕20周年の企画物としては、もう一つ物足りない感があります。 個人的な意見としてはここは一つ、この機会に小林智美さんのサガ画集コンプリート版を是非とも出して頂きたい。(ロマサガ3以降は出てないですし) いや、出すべきでしょう。 お願いしますスクエニさん。
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