最近改めて楠瀬誠志郎を聞きなおしています。もうデビュー20周年なんですね。2001年以来アルバムが出ていないので、このベスト盤が今のところの正真正銘ベスト盤です。しかも本人の選曲なので、これさえあれば楠瀬誠志郎の発表されている曲の全貌がわかるといっても過言ではありません。
DISC1の元気いっぱいに比べるとDISC2は落ち着いた感じが強いです。単に年齢の違いだけでなく、彼の中で何かが変わったと思わせられます。
今さらなんだけれど、谷山浩子の歌を初めて聴きました。いかしたセンスとウィットがキラリと光る、『白と黒』と名前がついてるこのCDで。
DISC1は、「白」の円盤。となりのDISC2は、「黒」い円盤。ファンタジーの物語にしばしば描かれる「光」と「闇」のイメージがあったような・・・。ピュアな心のさざ波を歌にしたみたいな「白」の魔法(DISC1)。不気味で、はじけてる歌がいっぱいあった「黒」の魔法(DISC2)。聴いていて面白かったのは、「黒」のCDのほう。夢の中にどぼんと飛び込んで、シュールなスペースをすいすい宇宙遊泳してるみたいな感じ。「ドッペル玄関」とか「悪魔の絵本の歌」とか、面白かったな。
片や、「白」のCDでは、「海の時間」「ひとりでお帰り」「会いたくて」がよかった。ひめやかな雪のように、心に降ってきた谷山浩子の歌声に魅せられました。歌詞もいいんですよね。「海の時間」の第三連、四行のところなど、なかでも素敵でした。音楽の中にすっと引き込まれました。
声優としても活動する岩男潤子のサードアルバム。敬愛する谷山浩子を迎えて、充実した一枚となった。前二作と比べて、歌詞もより等身大に近づき、歌唱法も、聞き手により親密感を与える温かみに溢れている。歌手としてのアイデンティティを確立した一枚。
基本的に斉藤由貴と七瀬なつみの二人芝居だが、崎谷健次郎が舞台音楽を生で演奏している。大きな場面転換では歌も歌っており、二人の芝居の進行状況にあわせて演奏している為、演技と音楽の間に違和感が無く、見ていて気持ちよかった。今までにない舞台演出であり、二人のファンでない方も是非見て頂きたいドラマ。
「SWEET EFFECTION」という曲を聴いて衝撃を受けて以来、ずっとファンです。
今回は久し振りのリリースとの事ですが、以前と変わらずアレンジセンスが素晴らしいです。
こういう緻密なアレンジをサラッと聴かせるミュージシャンは、かなり貴重な存在だと思います。
「ひとりよりも、ふたり」のUrban Remixは、鳥肌ものです。
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