フルオーケストラのBGM。今だから逆に、新鮮です。 どの曲よりも、お勧めは「クラッシャー隊のテーマ」。 いまだにワイドショーなど、ちょっとしたところで、この曲を耳にします!!
この「六神合体ゴッドマーズ(昭和56年10月〜昭和57年12月)」は、「鉄人28号(昭和55年10月〜昭和56年9月)」の次番として、いわば「横山光輝作品2連発」の形で登場しましたが、それなりに人気が高かったようですね、うーむ(^_^;)。 主題歌としては「1(OP曲)・8(ED曲)・4(最終回ED)」と全部揃いましたけど、「アニメ歌年鑑'81」には1つも登場しませんでしたね、うーん。 「アニメ・ホットウェーブ」シリーズでも、この作品が全4枚に1曲ずつ(1・8・2・3)収録されるあたりは、その人気の程が伺えると思います。6年後に登場した「横山光輝アンソロジー」も、「1・8・4」と収録されていたので、それの登場前には「星5個」だったのが、登場したことで少し価値が下がってこの評価、と言うことにしたいと思います。
「宇宙皇子」の小説家である藤川桂介は、60〜70年代頃、 有名アニメ・特撮の脚本家をしていた。その頃の制作談。 理不尽な要求も多い中、作品を仕上げていった思い出話。 270ページ。
ウルトラマン・ウルトラセブン・怪獣ブースカ・ スペクトルマン=宇宙猿人ゴリ・がんばれ!!ロボコン・ ムーミン・天才バカボン・キューティーハニー・ マジンガーZ・グレートマジンガー・宇宙戦艦ヤマト(ページ数多)・ 銀河鉄道999・六神合体ゴッドマーズ(ページ数多)・一休さん・
などなので、この時代が懐かしい人が読む本。
○○という作品でスポンサーの社長の奥さんが口を出してくる話など、 笑えない裏話も多数。
著作権の関係でしょう、著者の所蔵品の台本の実物写真など以外に、 映像や漫画等は一切なく、字ばかり。
あの、本橋秀之作画監督作品。脚本は藤川桂介。そのうえ・・・ 主人公の兄、マーグの葬儀が実際に日本テレビ社屋で行われた、 伝説のアニメ。 そういった意味で、マーグの死を描いた19話が入っている、 このDVD-BOX(1)は、特に必見。
キングレコードさんはすごいねぇ、男だねぇ。 業界初じゃないでしょうか?、 テレビ本編全64話をブルーレイディスク2枚に 詰め込みまくりました!。
多少心配していましたが、現物を見た限り それほどの破綻はなさそう・・・。 ただ、この仕様を実現したがために、 良くも悪くも「前例」が出来てしまった。
やろうと思えば、テレビシリーズ2クールぐらいなら、 ブルーレイディスク1枚で制作できるということだ。 色々としがらみがあるでしょうから、 各社こぞって乗り出す事はなかろうと思いますが…。 「やれば」、「出来るんだ」…。
それよりも気になったのは、 これだけ30周年を謳った記念商品であるのに、 本放送時「太陽の使者・鉄人28号」最終回に付属した、 新番組予告、番組宣伝、 劇場版特報、予告編、十七歳の伝説プロモなどの 類がまったく収録されていなかった…。
ビデオ→レーザーディスク→DVD→コレ…と、 買い換え、買い増しするほどのマーズ&マーグファンは、 この世に現存する、すべての映像・音声を コレクションしたいというのが本音ではなかろうか…。 その点で、星が減っていると思ってくだせぇ…。残念。
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