北米音楽の2大巨匠の代表作が、この一枚で楽しめるなんともお得な一枚。どのトラックも録音が良く、上品でとても聴きやすいです。大峡谷については、無難なアプローチと、比較的シュアーな演奏で好感が持てますし、エル・サロン・メヒコとロデオは、録音そのものの数が少ないせいもあるかとおもいますが、名演奏と云えるのではないでしょうか?ドラティ在籍時の、一番脂の乗り切っている時代の演奏ですので、このアルバムは同楽団にとっての名演奏集なのかも知れませんね。
景色だけ見せられる本が多い中で、
旅行に適したシーズンやプランの組み方まで
指南してあるのはありがたいです。
列車、車、徒歩など、プラン分けも、
ちょっと日本のガイド本にない切り口です。
本当におもちゃ箱のようなかわいい曲調のものばかり集められていて気軽に聞けます。 聞いたことのある曲も多く含まれていて、演奏も自然で聞きやすいです。 ただ、気軽過ぎてすぐに物足りなくなってくるので、 こればかりをずっと聞いているというわけにもいかず、 もっとずっしりした曲も聞きたくなります。
空撮DVDは、従来動きが安定していない作品が多いが、この作品はカメラの動きの安定感、画質、などハイビジョン&大画面視聴に耐えうるクオリティとなっている。基本のカメラ向きは正面向き&ななめ45°、たまにほぼ真下やサイドにゆっくりとカメラがフォローし、またゆっくり正面向きに戻ってくる、という感じで、その動きがうるさくないし、適度に飽きさせない。 特に、グランドキャニオンの淵から巨大渓谷の中に飛び込んでいくシーン、エメラルド色に輝くコロラド川の支流を追いかけながら曲がりくねった峡谷の中を飛ぶシーンなど、大迫力だ。
ただ、グランドキャニオンがあまりにも壮大すぎて、どのくらいのスケールなのかが、見当つかないのは映像の限界か。ただじっくり見ていると、前半や後半に車や人工物が見え、いかに壮大な景色なのかが、垣間みれる。
音楽は、クラシックの交響曲系を中心に選曲されており、このシリーズとしては異色だが、映像の緊張感や迫力をうまく引き出しており、品格を感じる。 惜しむべくは、自然音だけの音声トラックも入れて欲しかった。
グランドキャニオンの大地の模様を見ているだけでも面白いが、見ているうちに次第に地球創造の歴史にまで思いを馳せ、視野を広げリラックスさせてくれる、不思議な感覚の映像だ。
|