劇場版では把握できなかったBLOODの謎が理解できるなどストーリーは文句なしで楽しめます。
ただ『ゲーム』としてはコメントがしにくいぐらい微妙です。PS2版と比べ良くなっている所はありますが、元が極度に難しい等かなりの問題を抱えているのでゲーム的にはまずまず…。
自分のように劇場版が好きな人はこのゲームと長くお付き合い出来ると思いますが、かなりストレスを感じる上にかなり意地悪で難しい設定ですから短気な人とか、アドベンチャーゲーム未経験者は始めの段階でバットエンドの繰り返しに嫌気がさしてやる気がなくなってしまうかもしれません。
しかし、攻略チャートを上手に使えばハッピーエンドを短時間で見れると思います。ただストーリーを大きく変えるB.S.Sと言う分岐のシステムが攻略チャートがあるとは言え、そのポイントを一度通らないと表示されませんから、バットエンドは必ず経験しなければいけません。ですが重要なポイントではヒントが表示されるのでタイミング良くB.S.Sを発動すればさほど問題ないと思います。
色々とゲーム的に不満な点は多々ありますが達成度が増えると登場するおまけ要素(キャラ設定など)が充実しているのでやり甲斐はあります。
cdはいまいちですなー ホラーっぽいサントラでしたーーー まぁジャケが萌えます
このスピード感はすごい。 剣を振り上げてから振り下ろすまでの間に、 どれだけの映像が駆け抜けるか。 屋根の上で咆哮する翼手(鬼)の姿を、 ヘリからの映像のように見せるあたり、演出に溜め息が出る。 迫力とスケールに目を奪われ、あっという間に見終わってしまった感じ。 ストーリー的には、まとまっていて見やすい。 工藤夕貴のアフレコには、映像が映像だけに多少、 残念な感はあるが(日本語が、やや聞き取りにくい)、 全体的にはお腹いっぱいという感じ。 小夜の剣に切られ、絶命する翼手(鬼)のもがく姿は、 息を飲むほど生々しい。
押井守による小説の第二作目。映画『BLOOD THE LAST VAMPIRE』の公開に合わせ書き下ろされ、著者の自叙伝的側面も持つ。2000年にハードカバーで出された後、2002年に山田正紀氏の解説が加えられ文庫版が発売された(文庫版のカバーは2種類存在する)。
主人公はある夜「人ならざる者」の殺害現場を目撃。友人が次の殺害目標であると知り、仲間や怪しい刑事と共に独自捜査を開始するのだが、次第に隠された真実が明らかになる…。 物語自体は非常にシンプル。しかし例によって、捜査過程でのゼミまがいの薀蓄、吸血鬼の存在、その秘匿性、暗殺の理由など、設定の裏付けを説明するための莫大な知識の開陳にかなりのページ数(体感では半分以上)を割いている。その量は他作品を圧倒。「狩猟仮説」「ロスチャイルド家」「バチカン」など、内容の難易度も高めである。
著者の数ある小説のなかでも、映像作品を観ずに小説として充分楽しめる稀有な例だが、「薀蓄好きなら」という条件が付くのは言うまでもない。 2011年7月現在では新品での入手は困難なようなので、評価は中古品を300円ほどで入手したと仮定して★★★★★。難解な内容なので、文字が大きく読みやすいハードカバー版の購入をお勧めする。
分岐がわかりづらいところがあるので100%攻略はむずかしいきがする
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