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初めて観たのはテレビででした。その後、録画したテープで何度もみました。
 どうして同じ物を何度もみるのか・・・。
 それは、フジ子・ヘミングさん(菅野美穂さん)を通して、自分を見つめなおすことができるからです。 そこで描かれていたフジ子さんは、天才的才能と幼少からの厳しい訓練で素晴らしい技術を持ちながらも、度重なる苦難に遭遇・・・ その中でも消してピアノを捨てることはなかった。そして、生きることをあきらめなかった。
 その姿を観ていると、「私は本当に今まで努力してきたんだろうか」
 「私はいろんなものを中途半端に投げ、逃げているだけではないのか」
 ということに気づかされました。
 そして、再び、「誰のためでもなく、私自身のためにもう一度やり直そう」という気持ちを思い起こさせてくれたのです。 また、菅野美穂さん、十朱幸代さんの演技には、「演技」という言葉よりも「ご本人がおりてきている」というような表現が当てはまるような気がしました。
 感じ方は人それぞれですが、これをみて何も感じない方はいないんじゃないかと思います。もしかすると「つらい・・・」と感じられるかもしれませんが、そこから得られるものもきっとあるのではないでしょうか? 私は永久保存版としてこのDVDをこれからも何度も観ることでしょう。そして、その度に新しい「何か」に気づかされることだろうと思います。
 
 
   
住友紀人さんのサントラを買うのはアンフェアに続いて2枚目になりますが、これもすごく聴きごたえあります。
メインテーマだけではなくてそれ以外もすごくキャッチーであったりダークであったりバラエティーに富んでます。
 毎回流れてる終盤に流れるギルティという曲(第1話の冒頭に流れた曲)もこの人が作ったってのに驚きました。
 この人のサントラは捨て曲ほとんど無しで通して何度も聴けるということでこの価格の価値は十分あると思います。
 希望ですが、住友紀人ピアノスコアを出してほしいと思います。
 
 
   
第1回から第5回大会までを収録。
この番組がブレイクのきっかけの一つとなった次長課長河本、
 まだ無名のナイツ塙、ザブングル加藤、オードリー若林、椿鬼奴、いとうあさこなどが登場します。
 私は放送では見ていなかったので非常に楽しめました。
 
 Back To The Future、Star Wars等の音楽が差し替えになっていますが、
 テレビ番組の商品化においては仕方ないことなので、私は気になりませんでした。
 
 残念な点は「片面・一層 本編102分」で 特典映像なし・撮り下ろし映像なしということ。
 6本ある商品を4本にして、1本あたりをボリュームアップなどあったら良かったです。
 商品化を想定していなかった素材とは言え、
 おまけ程度の撮り下ろしすらないのは ちょっと寂しい仕様。
 
 個人的には2.3回見たら十分な内容なので、むしろレンタルにぴったりな商品と思う。
 応募券付き初かい版を除けば レンタル版を待っても良いかも・・・。
 
 
   
司馬遼太郎の代表的な小説を丁寧に丹念にドラマ化しています。 
出演陣も豪華ですが、脚本・演出が丁寧。
 (もちろん小説そのものがとても優れているのですが。)
 3年に分けて放映が待ちきれない作品です。
 よくも悪くも、登場人物に対する原作者の主観的な叙述は消え、
 客観的な描写となっています。
 
 久しぶりに良質のドラマを見た気がします。
 このクオリティを最後まで維持して完成してほしいものです。
 
 
   
野菜チップですが・・・野菜よりバナナの方多く入っていたので もう少し野菜を多めに入れて頂ければ嬉しいです。
 
 
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