クラッシックに最近興味を持ち始めていますが、知らない曲はすぐ眠くなってしまうような段階です。このような状況でこのCDを購入し聞きましたが、ほとんど聞いたことがある名曲であり、とても興味深く聞くことができました。ちょっとした各曲のエピソードもかかれており、それを読むのも薀蓄がふえたような気分となりよかったと思います。
クラシックギター界の至宝、福田進一による映画音楽集。 クラシック界では工藤重典とのデュオアルバムをはじめ、 シャルル・デュトワとの「アランフェス協奏曲」など その活動を知らぬ人はいない有名人である。 しかし、昨今はジャズやワールドミュージックなど その他のジャンルにも精力的に進出し大きな成果を挙げている。 今まで、アルゼンチンタンゴやブラジリアンミュージック、中南米音楽と、 様々な形でクラシック以外の音楽にも取り組んできた福田だが、今回は映画音楽である。 1曲目「イル・ポスティーノ」2曲目「ひまわり」とイタリア映画の名曲が続き、 8曲目アリ・バホーゾの「ブラジル(ブラジルの水彩画)」 更に13曲目ピアソラの「忘却(Oblivion)」 14曲目チャップリン「エターナリー<ライムライト』より」 で締めくくられる。 様々なゲストが立ち代り作られるアコースティックサウンドは まさに映画音楽のジャンルを越えた音楽ということが出来るだろう。
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