1巻に引き続いて、安心してオススメできるクォリティ。
会話のテンポやギャグの入れ方が実にスムーズでよいね。
作者の確かな実力が伝わってくる。
なによりストーリーが明るいのが抜群にいい。
タイトルの地味さに惑わされず、一度手にとってみるのが吉。
ちなみにこの巻から、各話に登場するアイテムを作者が実作するという
趣向が加わり、てんこたちが楽しんで作ったものが実際に写真となって
登場します。
この薄汚れた現代社会においてとだ先生のマンガ”ホームセンターてんこ”を読むと、なぜか心が洗われる、そんな心境になるのは気のせいだろうか。内容もさることながら個人的には「ジブリ」に近い感覚で読んでいます。
私はとだ先生の作品が大好きです。絵もストーリーもよく色々買いあさっています。これほどの漫画家を放っておく大手出版社は何を考えているのかよくわかりません。ヘタな萌え系漫画より全然面白いと思う。ホームセンターてんこはまた連載していただきたい。
2chに晒されて一気に人気になったというのに打切りは勿体無い。
これを読んで、電動ドライバーが欲しくなったのは私だけではない筈。 編集部には是非、継続していただきたい。 そして、増刷していただきたい。
思えば2009年4月に”てんこ”と出会って以来、1年半という期間でしたが、大変楽しく読ませていただきました。
出会ってからは、製造業に従事する自分にとって、もの作りの原点を思い出させるものでした。
決して楽ではない、自分の考え通りにいかない、ありとあらゆる試行錯誤・・・
しかし、そんな苦しさを乗り越え出来上がった作品は、現品のみならずその作るまでの過程は障害役に立つ貴重な経験となるものでした。
この”ホームセンターてんこ”はぜひ小学生に読ませたい!図工の時間に読ませるべきだと思う。
モノ作り大国 日本 の名はもう知っての通り凋落の時を迎えている。
それは、次世代の若者がモノ作りに興味がなく、もの作り挑戦する意欲が衰えているからだと思う。
そんな状況を打破し、もの作り大国日本復興のため、”ホームセンターてんこ”は小学生・中学生に一読させるべきでしょう!
と・・・訳のわからないレビューを書いてしまいましたが、”ホームセンターてんこ”は間違いなく名作!それは断言できます!
(打ち切りは作品の内容がどうこうではなく、講●社編集部の掲載雑誌の選定間違い、宣伝をまったく行わなかった怠慢によるものかと思います。)
いつかは、また”てんこ”たちがどこかの雑誌で復活してくれればこのうえない喜びです。
(個人的には”美島 歌穂”の再登場も強く希望!)
とりあえずお疲れ様でした!次回作を楽しみにお待ちしております!
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